nascom2007-07-09



創価学会側擁護記事から≫


朝木大統、朝木直子矢野穂積の三名が、創価学会池田大作名誉会長、秋谷栄之助会長他一名並びに東京都(代表者知事・青島幸男)、千葉英司・東村山警察署副署長、西武線村山駅前の洋品店「スティル」の経営者の妻・戸塚節子さんを、八月七日に東京地方裁判所(民事)に訴えた。原告となった朝木大統、朝木直子東村山市議会議員であった故・朝木明代の夫と娘、矢野穂積はその仲間の市議である。

しかしこれほど道理に反した訴訟は、類を見ない。この訴訟は朝木明代の犯した万引き事件を隠蔽し、かつ正当な反論をしてきた創価学会に対し名誉毀損の罪を着せようというものである。


ではまず、このたびの訴訟の不当性に言及する前に、朝木明代が犯した万引き事件から死に至るまでの経過について簡略に説明しておく。

昨年六月十九日、西武線村山駅前の洋品店「スティル」で一人の女性が万引きをした。店主の妻がそれを見とがめ店から出た犯人を追い詰問。犯人は腋の下に盗んだシャツを隠していたが、問い詰められた際、そのシャツがポロリと道に落ちた。だが万引き犯はそれでも、
 「知らないわよ」
と開き直り逃げた。すぐ「スティル」の店主が警察に被害届を出した。店主の妻は、万引き犯が東村山市の市議である朝木明代であると明言。警察の捜査は当然のことながら、数日経って朝木明代に及んだ。

ところが朝木明代は、万引き事件のあった六月十九日午後三時頃は、同僚の市議・矢野穂積(今回の民事訴訟における原告の一人)とレストラン「びっくりドンキー」で食事していたと主張。だが警察の捜査で、もろくもこのアリバイは崩れてしまった。

朝木明代に改悛の情なく証拠湮滅の疑いもあると判断した東村山警察は、犯情悪質と判断し東京地検八王子支部書類送検。検察は九月五日に朝木明代を地検に呼び、取り調べる予定であった。だがその前の同月三日に朝木明代はビルより転落死した。


死の模様をもう少し正確につづると、朝木明代は二日午後十時三十分頃、「モスバーガー東村山店」の店長に発見されたが、助けを頼む様子もなく、逆に、
 「大丈夫です」
 とハッキリ答え、
 「落ちたのですか」
 との店長の問いにも、
 「いいえ」
と明確に答えたという。だが地面には直径五十センチほどの血だまりができており、すぐさま警察に連絡。その直後、朝木明代は意識不明となった。三日午前一時頃、救急車で運び込まれた防衛医大病院(埼玉県所沢市)で死亡。
その後、朝木明代が長年にわたり創価学会批判を続けていたことから、創価学会に朝木明代謀殺の嫌疑をかけるかのような週刊誌の報道が相次いだ。なかでも悪質であったのは、『週刊現代』(九五年九月二十三日号)。そのタイトルは、 「夫と娘が激白! 『明代は創価学会に殺された』」 
 という悪質なもの。記事の中で朝木明代の娘である朝木直子(今回の民事訴訟における原告の一人)が、 「創価学会はオウムと同じ」(『週刊現代』九五年九月二十三日号)
 「自殺したように見せて殺すのです。今回で学会のやり方がよくわかりました」
 と語り、夫の朝木大統(同原告の一人)もまた、
「妻が万引き事件で逮捕されたことも、学会におとしいれられただけ。万引き事件で悩み、それが原因で自殺したというシナリオを作ったんです。だとすれば、まるでオウムのような犯罪じゃないですか」
 と創価学会が謀殺したと述べている。

創価学会は、この『週刊現代』の記事を「悪質極まる中傷報道」であるとして、名誉毀損で『週刊現代』編集長・元木昌彦、夫・朝木大統、娘・朝木直子を九月十二日に警視庁に告訴した。
そして創価学会の秋谷会長は『聖教新聞』において、この『週刊現代』に掲載された朝木直子のコメントについて、「耳を疑うような学会中傷」「何の確証もなしに、こんな荒唐無稽の『シナリオ』をつくって、何の関係もない学会を『人殺し』呼ばわりするとは、迷惑千万極まる話です」と反論した。 

http://www.houonsha.co.jp/jiyu/28/jan027.html




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