nascom2007-07-21



北朝鮮脅威論はナンセンス。経済力は日本の100分の1、人口は20分の1に過ぎない。そんな小さな国が危ないと騒ぎ立てるのは、アメリカによる洗脳のせいです。テポドンだ、核だ、危険な国だ、と日本をあおってだましている。第二次世界大戦で景気を回復したアメリカは、戦後、景気回復のために冷戦をでっち上げました。それ以降、アメリカは軍需産業に依存する体質となり、ベトナム、アフガン、イラクと、ずっと戦争を続けています。常に新しい標的を見つけ、マスコミなどを通じた情報操作で軍事力を正当化するために戦争を起こしてきました。冷戦終結後も、敵の脅威をでっち上げ、恐怖心をあおって軍需産業をもうけさせてきたのです。世界の軍事力の半分を持っているアメリカが、各地で問題を引き起こしてきた、この事実を見れば、本当のテロリストが誰なのかは明らか。

そして、今、アメリカ史上最悪のバカ大統領にほいほいと付いていっているのが、小泉。世界がアメリカ離れをしていく中で、日本だけが目立つほど対米追随をしているのです。

アメリカに乗せられずに
太陽政策をとるべき

今、アジア外交のネックとなっている靖国問題の本質は、日本はアメリカには負けたけれど、中国・韓国には負けてない、と言い張っているようなもの。本当に東京裁判に不満があるのならば、それをアメリカにぶつければいいのに、それをせずに中国や韓国に高飛車に出ている。日本は、南京大虐殺や捕虜虐待などの罪に問われたわけですが、考えてみれば、アメリカの日本に対する犯罪の方が数倍大きいでしょう。空爆や原爆で、何十万人という民間人を殺したのですから。

さらに、貿易額を考えても、大切にすべきなのはアメリカよりも中国や韓国です。北朝鮮に対しても、強硬路線ではなく、中韓と同じく、太陽政策の方がより効果的なのは明らか。それを、アメリカに乗せられて強硬路線をとろうとしているのです。

今、アメリカは内心、危機感を募らせていますよ。軍事力では問題は解決できない、というのが世界の大きな流れです。環境問題や貧困問題などに関心が集まっている。軍事力のいらない時代が来ようとしているのです。軍事力による世界支配の時代は終わったのです。日本では憲法改正を求める動きがあり、戦争アレルギーをじわじわと薄めていますが、これは危険なこと。アメリカの利益よりも、日本と人類の利益を優先して考えるべきです。外貨を大量に持っている日本だからこそできることは多い。目的をアメリカの軍事産業を支えることから、世界の貧困や環境問題の解決へとシフトすればいいのです。



ベンジャミンフルフォードHPより
http://benjaminfulford.com/



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