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ベトナムはツアーで。でも95%フリー行動。ある日、街で現地のベトナム人の女のコに道を聞いたら｢私が案内してあげる!｣って言ってくれてそんでバイクまでレンタルしてくれた。一緒に行った親友のぴろこと3ケツ。ベトナムって道路交通法が無いに等しいらしくスリル満点!信号ナシ（雰囲気で行く）指示器ナシ（目で合図!アイコンタクト）分離帯ナシ（クラクションで｢どいてー｣｢抜くよー｣｢お先どうぞー｣）笑!!なんかで見たことあるでしょ?ベトナムのバイクの大量行進☆

ツアー添乗員のテーくんと仲良くなった。｢ほんとはこんな事お客さんとしちゃいけないんです。内緒笑｣っていいながら、帰国前日にテーくんグエン（バイク娘）ぴろこの4人でゴハン食べに行った。偶然4人は同い年。日本語英語ベトナム語たまに筆談もおりまぜながら、色んな話をした。テーくんは添乗員の仕事をしながら大学に通ってる。グエンも観光会社で仕事しながら大学。お母さんと2人暮らしって言ってたっけ。ベトナム人は純朴で働き者で人なつっこかった。テーくんは酒井法子の大ファン（笑）｢だっちゅーの｣と｢アイーン｣教えまくったけど覚えてくれてるかな?
帰国後グエンが手紙をくれた。
テーくんには帰国後CDウォークマンとサザンのCD（手書きの訳詞付き☆）を送ったが連絡がない。

ある時、街のカフェでお茶してる時、10才くらいの男の子がよぼよぼのおばあちゃんの手を引きながら近くの観光客に寄ってきた。2人とも裸足。おばあちゃんは目が見えないようで、そのおばあちゃんの手を男の子が差し出す。その観光客（日本人）に断られてまた横の人に。なんとなく男の子の肩が落ちる・・とぼとぼこっちに背を向けて歩き出す。おばあちゃんと孫ネタに弱い!追っかけていって1$あげたらめっちゃうれしそうな笑顔。ぺコってお辞儀して、、また違う観光客んとこにむかう。冗談で｢あの角曲がったらおばあちゃんがスタスタ歩いてたらおもろいな｣とかってぴろこに言ったけど、もしそうでも別にいいやん（笑）
街には足の無い退役軍人？みたいな人が物乞いしてたりもする。ホーチミンは確かに活気があるし経済成長真っ只中な空気。でもまだ｢戦争のあと｣が残るこの街。そこに欧米やアジアからの観光客が楽しそうに闊歩する。砂埃のあがる道沿いの商店街でTシャツ、短パン男とキレイな原色のストールをひらひらさせて涼しそうな顔をして記念写真をとる女。ヨーロッパから来たバックパッカーだろうか。
その横でベトナムコーヒーを飲む日本人の僕とぴろこ。

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