nascom2007-06-28


合気道はじめて6年くらいたつ。
はじめたきっかけは海外に行ったりして
日本の文化(自分のルーツ)を知りたくなったから。

外国では、今まで当たり前やと思ってた言葉や文字や
しぐさが相手に全然通じないんやもん。
これも頭で分かってるつもりなのと、
いざ海外で生活してみて実感するのとでは大きく違った。
「あたりまえ」なんてナイ☆

で、華道はじめたりもしてんやけど、
文武両道って言葉があるように
「体得」していくっていうことも大切なことなんちゃうかなって思った。

合気道は武道だけど、動く禅とも言われていて
ただ力で相手を負かすことに執心しない。
実際稽古していてもずっと「考えている」ような気がする。

ある稽古の時の先生の話でこんなんがあった。

「『気』や『意識』があるかないかは科学的には証明できないし実際には在るか無いかはわからない。でも今、空に浮かぶ月を見、そこに思いをはせる時、確かにそこまで意識が届いているといえる。反対に目の前にあっても存在しない場合があるともいえる。」
・・哲学的。

この先生は毎年東京の武道館で行われる全日本合気道演武大会でも大阪代表として演武をするくらいの先生やけど、全然威張ったところがないし、とってもやさしい。茶目っ気があってなんかかわいいくらい(笑)でもしずかな威厳があって自然に尊敬できる大好きな先生だ。大阪に帰ったらまた先生に稽古をして頂きたい。


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合気道とは・・
日本古来の柔術・剣術・杖術など諸武術を基に植芝盛平(1883年 - 1969年)によって創始された。盛平の弟子たちが積極的に海外普及に努めた結果、欧米や東南アジアなど国際的に大きく広まり、フランスなどは合気道人口が日本よりも多い。他武道に比べ、精神性が重視され、精神的な境地が技に現れるとされている。
これは、戦前大本の出口王仁三郎に師事し多大な影響を受けたこと、また青年時代故郷の和歌山で南方熊楠に出会い神社合祀反対運動に取り組んだり、戦時中茨城県岩間町(現・笠間市)に合氣神社を創建するなど神道への親しみが深く、『古事記』や神道用語を用いて合気道の技や理念を語ったり著述することが多かったなど、精神世界への志向性が強かった盛平自身の性格の反映といえる。

武術をベースにしながらも、理念的には力による争いや勝ち負けを否定し、合気道の技を通して敵との対立を解消し、自然宇宙との「和合」「万有愛護」を実現するような境地に至ることを理想としている。





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